2011年06月の記事


素敵な想い出

どんなに素敵な想い出も

   
しまい忘れた写真のように

   
いつか忘れられてゆく


   
本当に大切なのは

   
ずっと忘れないことではなく

   
ただ残すことでもなく


   
その同じ幸せを 



きみが探し続けること
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見るよりも、見つけるよりも

僕は夢を見ました


夢は僕を見ただろうか

   
僕は希望を見つけました

   
希望は僕を見つけただろうか


   
僕はきみに触れました

   
きみは僕に触れただろうか

   
   
そう、触れた

   
僕にはわかる


   
確かな温もりの中で

   
二人だけにわかる形で

   
見るよりも 見つけるよりも
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時代

ひとつの季節が終わる毎に
 
新しい風が吹きこんでくる

 
過ぎ去った思いは
 
遠い記憶の彼方に
 
見果てぬ夢は
 
遙か遠い空の彼方に

 
愛と孤独を胸に秘めながら
 
人は今を生きていく

 
風に心を映して
 
舞い散る花弁のように

 
時代を流れるがままに
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ね・・

こんなにも退屈な毎日が


こんなにも理想とは違う毎日が


それでも二度と戻らぬ


貴重な一日だと思いながら


あなたは生きていますか?
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背中が 小さくなったね

陽だまりが 心地良さそう

重ねた手に 時を知るように

幾つもの皺が 刻まれてる


辛さが 行き過ぎ

淋しさが 覆い去り

涙 零れ 噛みしめた日々は

語ることなく 微笑み

受け流してきた あなたは


小さくなった 背

ぬくもりにまどろむ あなた

銀色に輝く髪が 小さく揺れてる

時は そっと寄り添い 流れてる
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この涙に気づいて そして

  
それが哀しいことだと 知った

  
心はいつからそんなふうに

  
嘘をついてきたのだろう

  
本当は優しい狼のように

  
本当は哀しいピエロのように


  
それでも時が流れゆく中で

  
誰もが 僕を忘れても

  
誰もが きみを忘れても

  
二人だけは消さないように

  
その涙を 哀しみを

  
そして この幸せを
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