2021年11月の記事


「深まる秋」
<<日本>--三芳--


我が家からほど近い所に有る多福寺の紅葉の光景。

好天が続く秋の一日、紅葉を求めて訪れた川越藩主だった柳沢吉保が建立した多福寺を訪れた。

多福寺は川越のさつま芋を提供する三芳町三富のイモ街道と呼ばれる通りの一角に有る。

境内の中には広い雑木林を経た先に有る大鐘楼の麓にこの場所が有る。

毎年この鐘楼から、大晦日には煩悩を払う108つの鐘の音が、我が家まで聞こえてくる。

まだまだ今年の暮も先だと思っていたのに、この紅葉の景色を眺めて、コロナ禍に翻弄された今年の暮も、そう先ではないことを実感したのであった。

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「裏通り」
<<日本>--川越--


川越の目抜き通りから横に入った裏通りの光景。

コロナ禍の緊急事態宣言が解除されて、川越の街も観光客が増え、街の活気が戻って来た。

あちこちの呉服屋などで着付けをしてもらって、和服姿で小江戸と呼ばれる川越の古い街中を散策する男女の姿を、沢山見掛けるようになった。

人力車を操る車屋さんも、好日の秋の日の中を今を稼ぎ時とばかり大忙しである。

晩秋の川越の街は、目抜き通りから外れた裏通りにも思わぬ発見があり、あてどもなく散策していても結構楽しいのである。

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