2021年10月の記事


「老舗②」
<<日本>--川越--


川越の老舗鰻屋の店内の様子。

店の入り口から店内を通してずっと先の中庭に有る蔵まで、このトロッコのレールは続いている。

たぶんこの店の鰻を食べにくるほとんどのお客は店内を貫くこの二本のレールに気が付かないか、気付いても関心を示さないのではないかと思うくらい、古い店内の様子と違和感無く調和していると感じていることだろう。

川越生まれの私は、子供の頃から川越に慣れ親しんで来たので、このお店に限らず、川越の老舗の商家には、今でもこのような店先から裏の中庭に通ずる蔵までトロッコのレールが残っているのを知っている。

厨房の先に有るトイレに行く時に店の若い男性店員にこのレールの事を聞いたら、誇らしげに此処の店は昔から米問屋として栄えていた名残なんですと、嬉しそうに話してくれた。

店の経営者のお客に対する店員教育が行き届いていることを実感したのであった。


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「老舗」
<<日本>--川越--


川越の老舗鰻屋の入り口の光景。

川越はさつま芋と並んで、鰻屋の多い街である。

ここ林家は川越商工会議所の前に有る老舗の鰻屋である。

久々にこの店に入ったが、元々は川越の米問屋であったとの事で、創業は130年前の明治初期に遡ると言う。

店の入り口の前に、二本のレールらしきものが散見出来るが、これは創業当時のトロッコのレールとの事で、このレールは店内を通して裏庭の奥に有る大きな蔵まで続いている。

嘗ては店頭から米俵をトロッコに載せて蔵まで運んだ名残とのことであった。

今でもこのレールを撤去することが出来ないとのことだが、却ってこれが店の歴史を語る証拠となり、お客の話題になるのだと言う。


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「ゴルフ場の秋」
<<日本>--大宮--


ティショットの順番を待つ間に撮った初秋のゴルフ場の光景。

毎週月曜日は日頃の運動不足解消のため、天候が許す限り長年のゴルフ仲間とプレーを楽しむことにしている。

とは言うものの年と共に飛距離は落ちるし、腰は痛くなるしで、専らリハビリゴルフと言った感がするのは否めない。

しかし80才を過ぎても、こうしてカートに乗ってのプレーではあるが、こんな広いコースで開放感に浸りながらプレーが出来ることは有難い事である。

出来ればエージシュートを狙いたいところだが、とても望むべき目標ではないのも事実である。

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