2020年11月の記事


「川越散策」
<<日本>--川越--


蔵造りの街の通りで見かけた観光客の人々の光景。

政府のゴーツー・トラベルの掛け声で、川越にも観光客が戻って来た。


着付けをしてもらった和服姿でウィンド・ショッピングをする女性や、人力車で川越巡りをする老夫婦など、観光地ならではの光景だろう。

緊急事態宣言が発令された頃から見れば、元の人込みには未だ戻らないものの、好天の平日に散策をするのには、程好い人出と言えるだろう。

現実の世の中の状況は、コロナ禍の第三波の来襲と言われているが、一度展開したゴーツー・キャンペーンを再度中止するのは、かなりの難しさが伴うのではないだろうか。

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「料亭山家⑧」
<<日本>--川越--


川越の料亭山家の大広間にある床の間の光景。

我々の席のすぐ後ろには、このような床の間が有った。


この料亭に招待してくれた隣人のお祖母さんが、この料亭の出身者だったので、相部屋でも上席に位置するこの場所のテーブルに案内してくれたのかもしれない。

嘗てはこの大広間が、大人数の宴会場であったことの名残であったような感じである。

それが今では、コロナ禍による影響で、宴会が無くなり、大広間を利用した少人数でのお食事処として、提供されているとの仲居さんの話であった。

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「料亭山家⑦」
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川越の料亭山家の大広間を利用した、相部屋の食事処。


左側の回廊を回ったところにこの大広間は有る。


嘗てはこの大広間が宴会場として使われたのであろうが、このコロナ禍の昨今は、畳の上にこのように3密を避けるように、ゆったりとした空間を保ちながらテーブルをセットし、椅子に腰かけて飲食が出来るように配慮されている。

丁度お昼時でもあったせいか、予約席も含めて万隻であった。

此処の山家の他にも、由緒ある川越の料亭数か所に、食事をしに行ったことがあるが、何処の料亭でも畳の広間をこのようにテーブルをセットして椅子に座って飲食出来るようにされているが、これも高齢化時代に対処した工夫のなせる業であろうか。

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「料亭山家⑥」
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川越の料亭山家の右側の回廊から望む相部屋の食事処の光景。

広い中庭を通して、我々が食事をした相部屋の様子を見ることが出来る。

灯篭や稲荷神社がこの中庭には有るだが、その稲荷神社も古くなって年内に改装予定だそうで、その完成時には神主を呼んで祭礼を行うのだと、着物姿の仲居さんが話してくれた。

料亭の中にそんな場所が有ること自体が、川越藩御用達だったという古い歴史のある料亭だからこその佇まいなのであろう。

こんな光景を見聞きしていると、正にタイムスリップして現在ある事を忘れてしまいそうであるが、左側の大きなエアコンの屋外機が現実の世界に引き戻してくれるようである。

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