2020年10月の記事


「料亭山家➄」
<<日本>--川越--


川越の料亭山家の左右に続く回廊の状況。

待合室を抜けるとソファーを中心に、左右に分かれた続く長い回廊がある。

この回廊の先に、左側は大きな相部屋が有り、右側の長い回廊を歩いた先に、いくつかの離れ屋に通じる個室が点在している。

私が写真を撮っている左側の回廊の脇には、大木が有り回廊はその大木を避けるように絵馬く配置されている。

この左右に続く回廊を巡って、樹木が鬱蒼と茂る中庭が有り、その中庭の中には稲荷神社や石灯篭などが存在していて、歴史の古さを感じるのだ。

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料亭山家④
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川越の料亭「山家」の待合室。

玄関から一歩上がった部屋が、待合室となっている。

ホテルで言えば、差し詰めロビーと言った所だろが、何とも古色蒼然とした和室である。

ここでいったん小休止し、案内係のウェイトレスが食事をする部屋に案内してくれるまで、待つことになる。

部屋は家族などグループで食事が出来る個室の離れ屋と、少人数のグループで食事が出来る相部屋とがあり、我々は相部屋の方に案内された。

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「料亭山家③」
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川越の料亭「山家」の玄関内の佇まい。

玄関に足を一歩踏み入れると、玄関の一角に御覧のような手水場が有った。

今はコロナ禍で、この手水は使用されておらず、出迎えた番頭さんが、アルコールの消毒スプレーを来店客一人一人に丁寧に掛けてくれていた。

水が入っている手洗い用の石桶は、古銭を象った由緒あるもので、ずっと江戸時代から使われていたものであるという。

何気ないこうした調度品も、歴史を感じさせる趣があり、思わずカメラを向けてしまった。

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料亭山家②
川越の料亭「山家」の玄関先の光景。

如何にも古色蒼然とした玄関は、昔の格式の有る日本家屋の様相を彷彿とさせる佇まいである。

我々の来訪をマスク姿で迎える男性は、この料亭を切り盛りする女将の弟さんだと、我々を招待してくれた隣人のお祖母さんから伺った。

綺麗に打ち水をされた玄関の三和土は、爽やかさを感じさせて心地よかった。

約千坪を擁するこの料亭の敷地の中に点在する離れ屋や庭園を管理することの難しさは並大抵ではないことをこの実弟さんから伺って、改めてコロナ禍の中で料亭を維持する厳しさを実感した次第である。

ちなみにコロナ禍により、緊急事態宣言が発出された5月から8月中は、休業を余儀なくされたとのことであった。

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「料亭山家」
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歴史的にも由緒のある川越の料亭「山家」の入り口付近の光景。

一度は訪れてみたいと、兼ねてから思っていたこの料亭に思わぬことから、訪れるチャンスに恵まれた。

この店は江戸時代川越藩の御用達であった店であり、敷地面積は何と千坪近くあると言う。

来年行われる予定の東京オリンピックのゴルフ競技の舞台である霞が関カントリーのレストランとしても、戦前戦後を通して入植し料理を任されていたと聞く。


和風割烹として知られたこの店の敷居をまたぐのは、ちょっと気が引けたが、たまたまこの山屋の出身であるお祖母さんが、我が家の隣人であることから、此処を訪れるチャンスが生じた次第である。


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