2019年01月の記事


「城壁」
<<インド>>--アグラ--


皇帝シャー・ジャハンが幽閉されていたアグラ城北側の城壁。

この城壁からヤムナー川を隔てた反対側の遥か彼方に、タージ・マハルの霊廟が眺望できる。

皇帝シャー・ジャハンは、愛妻ムムターズ・マハルの死を悼んで、国費を傾けさせる巨額の費用を投じてタージ・マハル霊廟を建てたために、息子の謀反により此処に幽閉されてしまったのである。

彼は此処の城壁の格子を通して、毎日霊廟を眺めながら他界したと言われている。

しかし長年現在彼の遺体は、愛妻の遺体と並べてタージ・マハル霊廟の地下に埋葬されているのである。


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「街を守る」
<<インド>>--アグラ--


インドの繁華街を警備する警官たちの姿。

流石に日本と比べて犯罪の多発するインドでは、街の要所要所にこのように銃を持った警官を良く見かける。

日本の警官は、腰に拳銃を下げているが、インドではまるで軍隊の兵隊のような、むき出しの自動小銃を持ったいでたちである。

丁度休憩時間なのか、それとも交代時間なのか分らぬが、周囲を警戒するような感じは見受けられず、リラックスして談笑している様子である。


インドではある意味、警官は特権階級の存在のようである。

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「ナマステー」
<<インド>>--アグラ--


ナマステーとはヒンズー語で「こんにちは」の意味である。

アグラのホテル着いた時、ドアの前で我々を迎えてくれたターバン姿のいかめしいこの男性、来客を迎えるドアボーイなのである。

立派なひげを蓄えた眼光鋭い彼の姿に、思わず引いてしまったが、話してみると意外に優しく愛想う良く我々を迎えてくれたのであった。

いかにもインド色豊かな彼の出で立ちに、思わずカメラを向けて不動の姿勢の姿を、一枚カメラに収めさせてもらった。


インド最後の訪問地アグラは、世界遺産が豊富に存在する場所で知られている。

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「遠望②」
<<インド>>--アグラ--


新年明けましておめでとうございます。

禍の多かった平成最後の年も過ぎ去り、新しい元号の年を迎えました。

ボーっと生きているんじゃねーよ、のギャグが話題となったこともあり、老若男女を問わず新天皇の誕生となるこの年を、変革発展の年となるよう、奮励努力しようではありませんか。

お互いネットを通じて知り合った仲ではありますが、新年が皆様の大いなる前進の年となるよう祈念する次第です。


写真はインドの第五代皇帝シャー・ジャハンが、息子によって幽閉された部屋の格子を通して見る、自分の建立したタージ・マハルの霊廟の遠望です。

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「遠望」
<<インド>>--アグラ--


入江を通してアグラ城から見る、タージ・マハルの裏側の偉容。

当時の皇帝シャー・ジャハンは国が傾くほどの巨費を投じてこの霊廟を建てたため、息子の謀反によりアグラ城に幽閉されてしまった。

この光景は、皇帝が幽閉されたアグラ城の鉄格子を通して見る霊廟の様子である。

正面から見るタージ・マハルは良く見る光景であるが、裏側から見る光景は珍しく改めてこの建築物の壮大さを感じるのである。


皇帝は亡き愛妻のために建てたこの霊廟を、鉄格子を通して毎日眺めながら愛妻の元へ旅立ったのだという。

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