2018年07月の記事


「兄弟姉妹」
<<インド>>--アグラ--


タバコ屋兼雑貨屋の窓口で、この家の子供たちが勢揃いして、カメラに応えてくれた。

友好的で賢明そうな長男が、支払い窓口に居たので、写真を撮っても良いかと聞いたら、兄弟たちを呼んで皆がカメラ目線で微笑んでくれた。

4人兄弟なのであろうか、親たちは見当たらず、この長男が店を仕切っているようである。


それにしても何という微笑ましい姿なのであろうか、カメラを向けながら、思わず熱いものが込み上げてくるのを感じたのであった。

私の海外スナップの中でも、お気に入りの一枚である。

彼ら兄弟姉妹の純粋さや、個性の豊かな違いが溢れているようで、いつまで見ても飽きないのである。

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「友達」
<<インド>>--アグラ--


アグラに移動中のワゴン車から撮った、インドの子供たちの無邪気な姿。

子供達だけで遊ぶこんな姿は、我々と同じ年代の方には、懐かしさを覚える情景ではないだろうか。

嘗ての日本も、大人たちは生きるための糧を得るために必死で働いていて、子供たちの面倒を見る暇がなかった。


必然的に子供たちは子供達だけの世界で、遊ぶ習慣を身に付いていた。

何もない時代に、子供達だけで色々と工夫して作り上げた遊び事や道具を使って、年上の子が年下の子を守りながら、遊びを教えたものである。

ただし、当時の日本では、この写真のように男の子達と女の子達が一緒になって遊ぶ事は無かった。


「男女七歳にして席を同じゅうせず」という言葉が浸透していたからであり、その点今のインドの方が嘗ての日本より文化的だと言えるだろう。

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「ジュースを売る少年」
<<インド>>--アグラ--


アグラに向かう途中の村で見かけた、道端でジュースを売る利口そうな少年の姿。

久々に日本の風物詩を撮った写真から、海外のスナップに移った。

今やインドは中国に次ぐ東南アジア屈指の大国へと変貌しつつある。


この国を旅して衝撃的な場面の数々に触れて、インドに対する見識を改めたものである。

インドは、我々日本人が少子高齢化を迎えている中、人口は12億人と世界第二位となり、国民の平均年齢も25才(日本は45才)と若く、パワーに溢れているのである。

やがてGNPや経済面でも日本がインドに追い抜かれる日が来るのも、そう遠い先ではないのではないだろうか。


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「納涼の園」
<<日本>>--川越--


川越氷川神社の裏庭にある風鈴の園の光景。

毎年この初夏の時期になると、神社の社殿裏手にある通路には沢山の風鈴で彩られた、風鈴の通路が出現する。

新河岸川に出る手前の裏庭は涼しげな一角となり、浴衣姿の女性が佇むには似合う場所となる。


まだ最近出来たばかりのこの風鈴棚は、木組みが新しく、ちょっと趣をそぐが、年と共に風格が出て、深みが出てくるであろう。

今は夏の風物詩として、地方メディアでも時々紹介される場所である。

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「鐘楼」
<<日本>>--自宅付近--


連光禅寺の山門脇にある鐘楼の光景。

年にもかかわらずお転婆な女房は、鐘楼の階段を上って鐘を突く踊り場まで昇って行った。

冗談で鐘を突こうとしたから、静かな近隣に突然鐘の音を鳴らしたら、辺りの人たちがびっくりするから駄目だと怒鳴った。


勿論そんなことをすることをする女房ではないが、鐘を突く真似をしたから慌てたのだ。

最近の寺社では、鐘楼に上らせないようにしている所が多いが、素朴なこの寺院は、誰でも鐘楼に上るように階段が用意しており、私もつられてこの鐘楼に上ってみた。

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「鐘楼」
<<日本>>--自宅付近--


連光禅寺の山門脇にある鐘楼の光景。

年にもかかわらずお転婆な女房は、鐘楼の階段を上って鐘を突く踊り場まで昇って行った。

冗談で鐘を突こうとしたから、静かな近隣に突然鐘の音を鳴らしたら、辺りの人たちがびっくりするから駄目だと怒鳴った。


勿論そんなことをすることをする女房ではないが、鐘を突く真似をしたから慌てたのだ。

最近の寺社では、鐘楼に上らせないようにしている所が多いが、素朴なこの寺院は、誰でも鐘楼に上るように階段が用意しており、私もつられてこの鐘楼に上ってみた。

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