2008年02月の記事


「女神像」
<<インドネシア>>--バリ島--


ロイヤル・ピタマハの中庭に置かれていた美しい女神の像。

まだ新しそうな石像である。
ハイビスカスの花だろうか、こうして毎朝新しい花を像の耳元に挿すのが習慣のようである。

モノトーンの石像に、鮮やかな花を添えるから、一層石像が美しく映えるのである。

何処のホテルや家にも有る社や様々の石像に、供物や花を供えるバリの人々の心は、優しさに溢れているのである。
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「裏庭」
<<インドネシア>>--バリ島--


ロータスハウスの裏庭の小屋の光景。

此処にもオゴオゴのお祭りに使う、様々な看板や階段状の物が置かれていた。
前に載せた怪物たちが鎮座していた小屋の隣の小屋である。

こういう光景を見るに付け、何が書いて有るのか読めれば面白いだろうなと思ったものである。

この小屋はきちんと整理すれば、庭が綺麗なだけに、何かの催しに使えるだろうに、勿体無いなと言う感じである。
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<<インドネシア>>--バリ島--


張子の怪物たちが置かれていた小屋の正面に有るやしろ。

ウブド村にはこのような社が至る所に有る。
大小の差はあるが、社の前はレンガを敷き詰めた場所があり、祭礼の時は此処でバリ舞踊などが奉納されるのだ。

舞台の左右にはガムランの奏者たちが陣取って演奏をし、この石舞台で踊りが披露される。

踊り子達は皆裸足だから、我々の想像ではさぞ足の裏が痛いだろうと思うが、訓練されている踊り子は平気である。

少年が一人、庭の雑草を抜いて整理をしていた。
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「怪物たち」
<<インドネシア>>--バリ島--


ロータスハウスの裏庭の小屋に置かれていた様々な怪物の張子。

これはどうやらバリ島のお祭りである、オゴオゴに参加させるための作り物であるようだ。

バリでは一年を通して様々なお祭りが良く行われている。
オゴオゴもその中の一つで、これらの様々な神を抽象化した張子を輿に乗せて、村を練り歩くのだと言う。

規模は違うが、青森のねぶた祭りに似ているようなものだろう。
それにしても、見れば見るほどいかめしい神々達である。
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「木工店②」
<<インドネシア>>--バリ島--


ウブドに有る木工細工店の裏庭の様子。

ワヤン君の顔で、この店の舞台裏まで案内してもらった。
実際に木工細工を作ったり、発送準備をしている現場を見ることが出来たのは始めてである。

此処では10名くらいの女性たちが、木工品を作る親方の指示で、忙しく梱包作業をしていた。

よくもこんなにたくさんの商品が売れるものだと、感心しきりであった。

矢張りこれらの商品は、部屋に飾る個人のみやげ物としても喜ばれるだろうし、レストランやホテルの調度品としても、郷土色が豊かで、重宝がられるのであろう。
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「木工店」
<<インドネシア>>--バリ島--


ウブドに有る木工細工を展示販売する店の様子。

店を入って直ぐ左側にこの像は置かれていた。
前にこのお婆さんの像をワヤン君が写真で送ってくれた事がある。

一昔前のバリ島の様子が良く現われていて、何とも生活観の溢れる微笑ましい等身大の彫刻である。

このお婆さんが、片手で抱いているのは孫か曾孫であろうか。
ワヤン君はこの写真を見せると、皆笑うのだと言っていた。
後ろに置かれている若い女性の像とは対照的である。

此処の店はかなり広く、目を見張るばかりの木工細工がたくさん置かれていたが、価格はいずれもバリにしては高価であった。
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「ロイヤル・ピタマハ⑫」
<<インドネシア>>--バリ島--


食後にウェイトレスと会話をしている欧米人のカップルの姿。

一体何を話しているのか気になった。
ウェイトレスがメモを持っているところを見ると、今後の訪問場所か何かのオーダーをしているのだろうか。

温かい国なので、こんなラフな姿一流ホテルの中に居ても、やかましい事を言われないで済むのが有難い。

ただし寺院や祭りに参加するためには、きちんとバリ式の正装をしないと入る事が出来ない。
その辺が無神論者の多い日本とは違う所だろう。

面白いのはバリの人々のほとんどが、素足の上にサンダル履きであり、靴を履いた人をほとんど見掛けないことである。
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「ロイヤル・ピタマハ⑪」
<<インドネシア>>--バリ島--


食後のデザート。

食事が終わった後のデザートをウェイトレス嬢が実に綺麗に盛り付けてくれた。

流石に飲食後はお腹も満腹になり、食べる前に写真を撮る事が出来た。
左側に有るのはバナナを唐揚げにしたデザートで、意外と美味しかったのを記憶している。

テーブルの真ん中に置かれた、小さな紫色の花との調和が綺麗で、食後の満足感を醸してくれる。

ちょっとした心遣いだが、一流ホテルのレストランならではの演出だろう。
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「ロイヤル・ピタマハ⑩」
<<インドネシア>>--バリ島--


テーブルの上に置かれた大きな飾り物。

ワヤン君が撮ってくれた写真だが、この場合綺麗に飾り付けられたウェルカム飾りが主体で、私は脇役である。

流石に暑い国での海水浴などが祟って、私の顔もご覧のように日焼けしてしまっている。
冷たく冷えたビールが何よりのご馳走である。

こんな大きな飾り付けを、毎日新しく作るのだから、ホテル側のお客様に対する感謝の気持ちも並大抵の物ではない。

流石に王様の経営するホテルではある。
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「ロイヤル・ピタマハ⑨」
<<インドネシア>>--バリ島--


アユン側の渓流で川下りをする若者達。

我々が食事をしているテーブルから、はるか下方の渓流で川下りをして遊んでいる若者達の姿を、ズーム一杯で撮ってみた。

最近のデジカメの威力は目を見張るものが有る。
12倍ズーム一杯だと、肉眼では良く見えない光景もご覧のようにはっきりと写る。
まるで望遠鏡で覗いているかのようだ。

逆に彼らの居る場所からは、この高台に位置する我々のホテルの全景は、どんな風に見えるのだろうかと想像してみた。

恐らく、良くもこんな渓谷の途中に、あんな巨大なホテルを建てたものだと、驚嘆の声を挙げただろうと思って、愉快になったものである。
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「ロイヤル・ピタマハ⑧」
<<インドネシア>>--バリ島--


メインディシュの、様々な料理を取り分けたランチの様子。

何時も思うのだが、食事を始めてから、この料理を写真に撮っておこうと途中で撮影するので、あまり綺麗ではない。

バイキング形式だが、わざわざ自分の食べたい物を取りに行くのではなく、それぞれのテーブルに運ばれたメニューの中から自分の食べたい物を取るのだから、いちいち席を立たなくてすむ。

ナシ・チャンプル(ナシはご飯、チャンプルは混ぜる)形式に私はヘルシーな物を主体に皿に盛り付けた。
矢張り王様経営のホテル内レストランだけあって、同じ素材でも味付けが美味い。

料理に舌鼓を打った後は、食後のデザートとなるが、それもまた上品で美味しいものであった。
自然の景観の中で食べるから、一層美味しく感じるのかもしれない。
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「ロイヤル・ピタマハ⑥」
<<インドネシア>>--バリ島--


テーブルに有る飾り物を通して風景を撮るワヤン君。

レストランのテーブルには、歓迎用の大きな飾りが置かれていた。

さすが王様経営のホテル、飾り物も半端ではない。
ワヤン君もこれは珍しいとばかり、盛んに写真を撮っていた。

後ろでは欧米人のカップルが、ラフなスタイルで、食事の来るのを待っていた。
更に彼らの後ろには、巨大な石版に繊細なレリーフが彫られていて目を引く。

バリに来て何時も思うのは、ほとんどのレストランが、屋根は有るもののオープンテラスであるが、台風などが来た時はどうなるのであろうかと言う事であった。
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「ロイヤル・ピタマハ⑤」
<<インドネシア>>--バリ島--


レストランの席から見る景観。

眼前に広がる渓谷を眺めながらの食事は、何とも気持ちの良いものである。

此処はウブドを流れるアユン川の渓谷である。
微かに見える渓流の中では、十数人の若者が、ゴムボートで渓流下りをしていた。

生憎の雨であったが、却って深山幽谷の感じが出ていて、壮大な眺めに圧倒されたものである。

バリではほとんどのホテルやレストランが吹き抜けであるので、自然の中で食事をしている感じがするのである。
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「ダイヤモンド富士」
<<日本>>--山梨--


富士山頂からの日の出の光景。

バリシリーズ途中だが、富士に魅せられた友人から、写真が送られてきたので載せた。
今の時期、丁度富士山頂から太陽が昇る所を撮ることが出来るのだとの事。

その光景がダイヤモンドの輝きのように見えるから、そう呼ばれている。

今年は昨年より寒く感じるが、彼の話だとそれでも温暖化の影響で、富士は何時もより雪が少ないという。

この他にも二枚ばかり富士のアップを送ってきたが、この珍しい現象の写真を載せる事とした。
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「ロイヤル・ピタマハ④」
<<インドネシア>>--バリ島--


階上のレストランから見たホテルの様子。

私の座ったテーブルから見た建物の構造である。
周囲の景色を紹介する前に、先ず建物の状況をお見せしたい。

どうやら階下もレストランのようである。
我々の居る場所とどう違うのであろうか。
良く見ると、階下のテーブルは、椅子が二つだけだから、カップル用という事になりそうである。

それにしても急な渓谷の途中に、どうしてこんな建築が出来たのか不思議なほどである。
此処に座ると、周りの広大な渓谷の中に置かれているようで、自分がとても小さな存在のように思えてくる。

これからしばらく、食事の様子や周囲の光景をご紹介しようと思う。
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「ロイヤル・ピタマハ③」
<<インドネシア>>--バリ島--


レストランロビーの様子。

ホテルのロビーと見まがうばかりの光景である。
此処の受付で予約をチェックし、OKならばテーブルへと案内される。

ホテルのロビーを経由し、向かって右側の階段を降りると此処に到着する。
途中の回廊には、金箔で装飾された何処かの部屋に通じるのかと思われるような、トイレの入口などがある。

参考までにその荘厳なトイレを使用させてもらったが、中は6畳位の広さがあり、香の匂いが漂って何とも優雅である。

私が撮影している位置の背景には、吹き抜けの大理石で作られたレストランの先に、風光明媚な渓谷が開けているのだ。
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「ロイヤル・ピタマハ②」
<<インドネシア>>--バリ島--


ホテル玄関前にある巨大なモニュメント。

流石王様が経営するホテルだけのことはある。
再度翌日ランチを摂るために此処を訪れた時は生憎の雨であった。

入口の看板の有る所から、此処まで辿り着くには鬱蒼とした樹木の繁る小道を下る事しばし、突然目の前にこのホテルのシンボルである巨大な女神像が出現した。
車の中から撮ったので、全身が入り切らずに、手が切れてしまった。

玄関の周りがロータリーになっており、その真ん中にこの像は有るのだ。
世界の要人がウブドを訪れた時、このホテルは歓迎用のホテルになるのだという。

贅を尽くしたロビーには、大きな絵画などが飾られており、度肝を抜かれたものである。
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「ロイヤル・ピタマハ」
<<インドネシア>>--バリ島--


ウブドに有る最大級のホテルの入口の看板。

此処はバリ島の王様が経営する広大な渓谷の中に有るホテルなのである。
我々は此処で昼食を摂ろうとしたが、生憎最初訪ねた時は、他国の要人が来るとかで、翌日に回されてしまった。

右下の人が立っている小道をずっと渓谷沿いに降りていくと、ホテルの入口に辿り着くのだ。

国の王様が、自らホテル経営に当り利益を上げているのだというから、王と言えども、国の税金で食べるのではなく、自分でも生計の道を開いているのだから大したものである。
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「雪国」
<<日本>>--米沢--


先ほど山形から帰宅した。

従兄弟の葬儀のために、急遽昨日山形まで飛び、帰りの山形新幹線の中から撮った雪国の景色である。
今まで載せていた南国の光景とは一転して、寒々とした光景だ。

我が家まで僅か3時間で辿り着く時間の早さに驚いたものである。
彼が元気な頃に、車で行ったものが、現在の交通手段の進歩には目を見張る物が有る。

これでも地元の人に言わせると、今年は雪が少ないのだと言う。
実際に葬儀に参加してみて、雪国で暮らす人々の厳しさを改めて実感した2日間であった。

福島を境に、ぴたりと雪が無くなる風景に変化したのも、驚きであった。
狭い日本でもこれだけの気候の変化に差が有ることに、妙な感動を覚えたものである。
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「老人と孫」
<<インドネシア>>--バリ島--


これもウブドの、とある画廊に展示されてあった絵。

何とも、のどかで微笑ましい農村の風物詩である。
この老人は孫に鶏の飼い方でも教えているのだろうか。

それともこの老人が手入れをしている、闘鶏用の自慢の鶏を孫に説明しているのだろうか。
ウブドでは、村人の余興に、結構闘鶏が盛んなのである。

事実ワヤン君の父上は、村でも名うての闘鶏家で、今でも闘鶏をやって楽しんでいるのだと言う。

その彼から一昨晩電話が有り、今は日本からの来客で結構忙しいとの事。
今の時期、暖かいバリへ日本から逃避している人も多そうである。
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「レゴン・ラッサム」
<<インドネシア>>--バリ島--


バリの伝統舞踊レゴン・ラッサムを踊る二人の美女。

昨日載せた絵画の2人の少女が踊る絵の姿を、実際に舞踊で実演している姿である。
この古来から伝わる踊りを踊るのは、バリでも有名なガムランの舞踊集団であるティルタ・サリの花形ダンサー達である。

2人の女性の呼吸がぴたりと合い、まるで一人の女性が二つに見えるかのようである。

この花形女性二人を数年前にNHKBSの17時間に及ぶバリ特集で見てから、私はどうしてもバリに行って、実演を見たいものだと思い続けていたのである。

あれから7年、やっと今回それが実現した次第なのである。

彼女達は、当時14才の少女であったのだ。
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「雪の朝」
<<日本>>--自宅付近--


こちらでは珍しい朝の雪の光景。

今朝目覚めた時に窓が明るいので、雪が降っているなと思った。
家の前の雪掻きをしたついでに、通りに出て一枚撮ってみた。

バリの踊りの写真を載せる積りであったが、こちらでは珍しい雪景色なので変更した。

いつもなら通勤客で賑わうこの通りも、日曜日と言う事もあり、人通りは少ない。

今日は一日雪が降り続くというから、雪の少ないこの付近でも、温度が上がらなければ、かなりの積雪になりそうである。

積雪の大い北国の人々には申し訳ないが、明日朝の雪掻きが思いやられる。
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「一枚の絵」
<<インドネシア>>--バリ島--


訪れた画廊に展示されていた絵の一枚。

この絵は今まで載せていた青年が描いた絵なのだろうか。
これもバリの伝統舞踊であるレゴン・ラッサムを踊る二人の少女を描いたものである。

この他にも、バリの風習を描いたものや、村の中で生活する活き活きとした人間像を描いた絵など、様々な絵画が展示されていた。

次に訪問する時には、それら村の風景や習慣を描いた作品を買ってこようと思う。

明日は実際にこの絵に描かれたレゴン・ラッサムの踊りが、舞台ではどのように踊られているのか、その姿を載せてみようと思う。
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「描く」
<<インドネシア>>--バリ島--


画廊の入口で一心に絵筆を振るう青年の姿。

ウブド村にはたくさんの画廊が有る。
暇を見て、ぶらりとそれらの画廊を見て歩くのも楽しみの一つである。

この青年は画廊入口横の地べたに座り込んで絵を描いている。
パレットなどは使用せず、自分の手の甲に絵の具を搾り出して調合しているから凄い。

村の若者達は、何らかの形でこれらの芸術に携わっていると言うから、流石芸術の村である。

この絵は、バリ舞踊に出てくるレゴン・ラッサムを踊る少年少女である事が直ぐに分かった。
これらの絵は、立派な額縁に入れられ画廊に飾られて、展示即売される。
我が家の居間にも、ウブドで買った絵が数点飾られている。
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「天馬」
<<インドネシア>>--バリ島--


名のある家の庭に有る社の上に置かれている彫像。

最初この像を見た時、ガルーダかと思ったがどうもそうではないらしい。
顔は女性の顔のようだが、羽根の下は馬のような動物の形をしている。

バリには、様々な自然界の動物を神格化するヒンズー教の風習が有るから、これもその一種のようである。

これが個人の家の所有する神を祀る社なのだから、信仰心の篤さも我々日本人には窺い知れないものがある。

真ん中の大きな円盤状の物は、この家の紋章なのであろうか。
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