2006年06月の記事


「イスタンブール遠望」
ガラタ塔の頂上から眺めるボスフォラス海峡の景観。

イスタンブールの新市街のシンボルであるガラタ塔は67メートルの高さの石の塔で、5世紀頃に造られたというからかなり古い。

此処から、イスタンブールの全域を眺めることの出来、その景観は見事である。
飛んでイスタンブールと言う歌が有るが、此処から街を眺めながら作ったのではないかと勝手に想像した。

対岸の旧市街に見えるのはトプカプ宮殿であり、その右にアヤソフィア、ブルーモスクと続いている。
嘗てオスマントルコが全盛時代の首都は、対岸にあるこのウスキュダルであった。

こんな景観を見ていると、病を押してまで此処に来た甲斐があったとしみじみ感慨に耽ったものである。

その複視も、お蔭様で急速に快方に向かっている昨今である。
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