2002年12月の記事
2002 12/19 22:04
入っちゃあいけない
と言われると余計覗いてみたくなるね
2002 12/19 02:56
鏡の迷路は、いつだって自分のなかにある
2002 12/19 02:54
幸福かどうかは、それがすんだ後でないと解らない
2002 12/19 02:49
御釈迦様は極楽の蓮池のふちに立って、この一部始終をじっと見ていらっしゃいました?
2002 12/19 02:48
僕に滑稽に見えない人といったら、あの人きりだ
と、星の王子様に言わしめた職業
2002 12/19 02:39
パソコンの中にもいるかもしれないなあ
2002 12/19 02:30
彼はとたんにパチン!と粉微塵になって、そこに星が一箇生まれました
星はきらきらと光りながら、考えられぬほどの速さで、一直線に昇天してしまいました
稲垣足穂
2002 12/19 02:24
12の月はプレストで奏でてやってください
2002 12/19 02:10
そういえば、目印もつけずに
ここまで来てしまった
2002 12/19 02:06
夕焼けを見ると
口笛を吹きたくなるのは何故なんだろう
2002 12/16 21:25
血染めの短冊は
疑心暗鬼の世界で絶命した
或る殺師の残したもの
たたかれて音のひびきし薺かな
土方歳三
2002 12/16 21:01
テートギャラリー展のカタログによると
モデルは四ヶ月もバスタブでポーズを
とらされたそうな
2002 12/16 20:47
残念ながら
道を踏み外して
なおかつ美しい女はごく稀である
2002 12/16 20:35
竹の花は異変の予兆
滅びの秘密を隠してる
2002 12/16 20:20
女の黒髪がずぶずぶと沈んでいくのを
私ときたら息を殺して
ただみつめるばかり
2002 12/16 20:15
求めた花が、まだ咲かぬのを知り
老婆は悲しげに去っていった
そういえば、彼女の節くれだった手は
大層、この木に似ていることに
私は気づいたのだった
2002 12/09 18:46
大きな戦争でも、よく使われるもの
2002 12/09 18:43
電光・点灯・蝸牛
ルクス・縷縷・ループ
2002 12/09 18:18
夢を際立たせるには
いつだって闇の力が必要だ
2002 12/09 17:59
夜間飛行にぴったりの夜がやってきた
2002 12/09 17:53
夢のなかで埋めた宝物がなんだったのか
どうしても思い出せない
2002 12/09 17:44
色を抜かれた世界
そんなこともぼうっと夢見ることがある
2002 12/09 17:40
空気のような自由の中で飼いならされていく
2002 12/09 17:22
森へ入っても
首吊りの木に近づいてはいけない