2002年10月の記事


ソナチネ・アルバム
へたくそな秋の奏鳴曲
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秋の猫にご注意
秋に猫が大きな声で「ゴロゴロ」鳴くときは、厳しい冬がやってくる
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夜の勢力
日輪の馬車をしまう時間がやってきた
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ある意味、貪欲のシンプルな形態が羨ましくもなるな
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ディストーション(歪曲)
情報も魚眼レンズに似ている
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蠱惑
ピグマリオンの幸福と不幸を考えてみた
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携帯
昔、ポケットに入れた 一番好きな形の石ころ
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聴覚フィルタ
たまに、システムを超えて 聞いてしまう奴が出てくるけど
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美しい定理
たいてい、あっというところに 隠されていたりする
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石に未来が映るってホント?
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寵愛
時代に愛される時間は短いよ
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回路
繰り返す・命令された通りに・通り抜ける行為を・くねくね曲がった迷路を
たぶん、おじいさんが死んだ後もずっと
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リボンを結べるようになったら 及第点をあげることにしよう
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最も美しい白 そして色を変える白
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時間
恋する時間だけ、いつも変則的である不思議
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排除
そろそろ人間を淘汰しようかと
創造主は考えはじめた
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Ubiquitous
指し示された方向
いつも望んでいる世界と違うのは何故なのか
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ぬかあめ
霧のような雨に ただ世界が溶かされていく
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夢みる機械
羊の数は、ニンゲンより
ずっとたくさんの数を数えることができるから
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嵐の前兆
大気の震えが伝わると
生きものたちは、歓喜の歌をうたいだす
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路上の秋
東京の中の小さな京都
少しきどった野菜たちが秋の色をみせびらかす
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歌舞伎町の猫
飲み屋で飼われている猫たちは、
まるまる太って、いつも惰眠を貪っている
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銅像
彼の友達は燕ではなくて烏だった
冬に凍えたりしないから、というよりは
烏しかいない街だったから
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混沌
攪拌される前の空気には
なにかが ひそんで笑っている
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ハーメルンの笛ふけど 人々は踊らず
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ちいさないえ
高層ビルに囲まれて
ちいさなおうちが たっていた
黒い帽子をかぶってた
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群れるということ
縁日のヒヨコは一匹になると
すぐ死んじゃうんだってさ
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スイッチ
いがいがが割れる仕組みは、
どこかにスイッチがあるに違いない
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女王様の形
鞭、ヒール、鎖、黒い皮、
人間てば、ほんとにカタチから入っていくのよね
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裏町
歌舞伎町を少しはずれていくと
ここが、烏と猫の根城
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雨宿り
この座席は7人掛けですので
おつめになってお座りください
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ぶな科の落葉高木
ひとつでも多くの実をつけたい、
と、木は天に祈った
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